核兵器、持って悪魔の仲間入り?、死して正義を貫くか? [防衛]


地球の全生物を死滅させることの出来るもの、それが核兵器だ。

日本は唯一他国からこの悪魔の兵器の攻撃を受けて、人体実験とその脅威による世界に向けての威嚇の為の生贄にされたことは事実だ。

そして皮肉にもその核兵器を落とした国の「核の傘」に入り、60年もの長きにわたり、紛争にあえぐ他国を横目に平和を貪ってきた。

だがこうなることを選んだ当時の指導者を非難できる人間は、少なくとも日本国内にはいない。みんなその恩恵をたっぷり享受してきたからだ。

要するに、被爆者を含む戦争被害者の「人柱」の上に成り立った繁栄で、その繁栄を十分に享受してきた我々がしなくてはならないことは、二度と戦争と核兵器の被害者を「自分達のエゴと欲望」のために、この世に出さないことなのである。

しかし、現実的な国家の安全保障と戦略の前には「核の脅しに屈しない為に核兵器を保有する」という選択も考えなくてはならないのが悲しい現実なのである。

事此処に及び、「まるで人事のように」ゲーム感覚で軍事を論じたり、夢物語のような平和主義道楽をしている余地は無くなった。

日本国民は、全世界に向けて平和憲法と非核三原則の国是を、現実の安全保障と国家戦略のために破棄するのか、例え核の威嚇を受けても、さらに具体的に攻撃を受けてさえその犠牲をいとわず守り通すのか、待った無しの二者択一を突きつけられているといえよう。

人間トコトン追い詰められると本性が現れる。現実主義者にしても、平和主義者にしても、誰が本当に国民の安全と世界平和の事を真剣に考え、行動しているかがハッキリするだろう。

僕としては、脅威をちらつかせて無用な軍事力を拡大しようとする不貞の輩や、平和、反戦を旗印にして、国民の平和の願いを食い物にしている個人や組織達の、化けの皮がベリベリと音を発てて剥がされて行く事を強く希望したい。

真の世界平和の遠い道のりに、多くの人々が勇気を出して進んで行けるようになる為に。


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