福祉を食い物にする外道ども、コムスンが示す福祉ビジネスの実態 [雑感]


やっぱりなぁと言うのが、今回のコムスンの一連の騒ぎを見て思った感想だ。

だいたいコムスンに限らず、TVや新聞などで、いきなり現れて大々的に宣伝を繰り広げるやり方をする連中は、どうも胡散臭いことが多い。

それにしても酷い話だ、介護を受ける人が一番の被害者だが、安い給料で必死で現場で頑張ってきたヘルパー達も大変だ。

障害者や老人の介護など、福祉の現場で働く人達は、その仕事の重要性や付加に見合った報酬や社会的立場を得ていないのが実態だ。

それでもその仕事を続けているのは、その人個人の「使命感」や高い奉仕の精神に頼るところが多かったように感じられた。

あくまでその人「個人の」資質や意欲に頼りきって・・・・と言うより、積極的に利用(悪用)して、福祉ビジネスで莫大な利益を上げてきた連中は多く、コムスンの事例は、氷山の一角に過ぎない。

そして、いくら民間企業とはいえ、行き過ぎた「収益至上主義」は、現場でのサービスの低下に繋がっていき、雇用環境の悪化は、人材難を生んでしまっているのは当然の結果だと思う。

道路や、建設、郵政、農政などの「国家事業」に集って甘い汁を啜ってきたように、「厚生事業」も官僚とそれに群がるハイエナどもの食い物にされており、年金問題なんかもそうなのだが、我々は国家から吸い上げられるだけ吸い上げられた挙句の果て、まともな福祉サービスや保障も受けられなくなったと言う事なのだろうか。


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