同じ「ストライキでも」大違い!、日航のパイロットにイカ釣り漁船の漁民ほどの切迫性があるのか! [飛行機]

確かに現代の複雑化したシステムの大型旅客機を、安全に正確に運行するパイロットは特殊な技能の持ち主であることは間違いない。
相応の報酬をもらうのは当然の権利であるとは思う。
だが、相当額の報酬を得ているのにもかかわらづ、更なる報酬のアップを図って、ストライキを起こし、公共交通を混乱させ、いわば庶民の「翼」を人質に取るやり方が、本当に「社会正義」に合致した物かどうかは疑問であるとこのブログで訴えた事がある。
まあ人から聞いた話なので正確ではないかもしれないが、彼らの年収は、おおむね2000~3000万円はあるそうだ。
一部上場企業の中堅管理職の年収が800~1000万円である事を考えれば、けして安くない年収である。
「多くの命を預かる立場だから」このくらいの年収をもらうのが当然だ」というのなら、山手線の電車の運転手は1億円くらいもらってもおかしく無いという計算になる。
特殊技能云々であれば、国家の存亡にかかわる自衛隊の戦闘機乗りのパイロットがが操る戦闘機は、知力体力判断力共にはるかに高度な「スキル」を要求されるので、やはりもっと年収が高くともおかしくは無いはずだ。
一方、イカ釣り漁を行う漁民達は、昨今の石油価格の上昇のとばっちりをモロに受けて、出漁すると赤字になるという始末で、生活が成り立たないと、抗議の意味を込めて、2日間休業という「ストライキ」を起こした。
確かに、額に汗をして働いても生活も出来ないというのはなんともおかしな話であり、漁民達の怒りももっともなことだと思う。
片や、3000万円ももらって、「もっとよこせ」と国民の公共交通機関を麻痺させ、片や本当に「生活」をかけて、休漁する。
同じストライキとはいえ、これを同列で語ってしまう事に大きな矛盾を感じてしまうのは僕だけだろうか。
ついでに言わせてもらうと、日航のストライキは、結局会社の収益に一番影響が少ない「ローカル線」に運休が集中していて、遠隔地で交通機関が未発達な地域の、いわば立場の弱い人達が犠牲になってしまっているということに怒りを感じる。
パイロット達は、まあ、会社側もそうなのだが、弱いものを踏みつけにして、自分達だけ美味しい思いをしようとしているに等しく、特にパイロット達に対しては、同じ「労働者」として労働環境云々を語る事に対して虫唾が走る!。
何時の時代も、何処の社会も「特権階級意識」を持った連中というのはこんなもんで、平気で人を踏みつけにして、涼しい顔を出来るような破廉恥な連中であると断言する。
こんな事だから、パイロットミスが関係するトラブルが続発したのではないだろうか。
日本航空は、会社も、特にパイロットは、本当に襟を正して業務に望んで欲しい。でなければ利用者の本当の信頼は得られないのではにだろうか。
まあ、自分の欲目でストライキをしたければ思う存分すればよい、航空会社は日本航空だけではないのだからネ。
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