日本の近海にやはりいた!「国籍不明潜水艦」を許すな! [防衛]

このブログで、銚子沖で三角波と思われる大波によって転覆した漁船は、実は潜水艦によって転覆させられたのではないか?という、荒唐無稽な話題を載せた。
そして、日本の周辺には「国籍不明」の潜水艦が蠢いていると言う話をしたが、「やはり」いた!
高知沖(?)で、自衛隊の護衛艦「あたご」が国籍不明の潜水艦を発見して、追尾したが逃げられたと言う事件が起きてしまった。
報道の内容しか知らないが、領海内において、目視で「潜望鏡」を発見したそうだが、もしこれが「有事」であれば、「あたご」は潜水艦により「撃沈確実」な距離まで進入された事になるのが情けない。
イージス艦と言うと一般には「万能の船」のように喧伝されているが、その能力の「防空識別」「防空管制」、「対空複数目標同時攻撃」能力にその価値があり、「対潜能力」においては、けして「万能」ではない。
複数の対潜能力の高いDD型の護衛艦や対潜ヘリコプターなどで、「護衛船団」を組み、「対潜警戒」をしていたのならともかく、「あたご」一隻で「戦闘態勢」をひいていない通常航海であればあんな物だったかもしれない。
もしくは、「アクティブソナー」の探査による積極的な追尾を「攻撃的」と取られて「交戦」と言う不測の事態を恐れて、ハイドロフォン(水中マイク)やパッシブソナー(相手の音波を受信するだけ)の、比較的消極的な追尾をしていたとすると、
もし比較的新しい静粛性の高い通常動力(ディーゼル+電動ハイブリット)潜水艦であれば、ロスト(見失う)可能性は高いだろう。
もしその潜水艦が近隣の超大国だと想定していたのなら、今の福田内閣は「面倒を起こさない」為、あえて深追いを禁じたと言う事もあるかもしれない。
そもそも、その潜水艦が領海内のその海域をうろついていた、もしくは待ち伏せをしていたと言う事実は、その潜水艦を送った「X」と言う国は、日本の領海内で潜水艦を使った「軍事行動」をする気があるということで、そこの海底の様子や海流などを念入りに調べる目的もあり潜水艦を忍ばせているわけで、準備万端で潜んでいる潜水艦を借り出すことは用意ではない。
とはいえ、海上自衛隊の対潜能力は本当に「使える」のだろうか?。
戦後発足以来、対戦中に保有艦艇や商船を、アメリカ海軍の潜水艦に片っ端から沈められた苦い経験からと、米第7艦隊の補完戦力として、極東地域の「対潜」と「機雷掃海」能力に特化して進歩した海上自衛隊の対潜能力は大変に優れていると言うふれこみだった。
一方、その装備や戦術が、冷戦時代にソビエトの主に「攻撃型原子力潜水艦」を狩出すことに有った為、現代の沿岸海域で静かな通常動力潜水艦の待ち伏せを狩り出す能力は無いのではないかと言う話も有った。
ある意味今回「悪い例」を示してしまった形の海上自衛隊だが、「能ある鷹は爪隠す」で、本当の実力を出していなかったと言う事であって欲しい限りだ。
平和は、理想と口先だけでは維持出来ないというのが悲しい「国際常識」だ。
どんなに「無駄」であったとしても、特に島国で国民の生命線が「海上輸送」にかかっているわが国は、如何なる手段を用いてもいわいる「シーレーン」を死守しなければならない。
そのためには如何なる敵対勢力も、日本のシーレーンには手が出せないと諦めさせるだけの海上戦力の装備と維持はこの国にとっては「国是」なのだ。
何処の国かも分からない潜水艦が日本の領海内を「軍事目的」のためにうろつく事は断固として許しては成らない!。
なんて話をする僕は「タカ派」で「右翼」で「危ない奴」だと思いますか?。
この話はそんなに変な話ですか?。
実は、後日鯨と間違えちゃいましたと言う報道があったけど、本当かな??。
漂流物や海生動物と、潜望鏡を見間違えると言う事は良くあることなんだけど、ハイドロフォンやアクティブソナーなどで十分判別が可能で、だからこそ「潜水艦」として追跡したはずじゃないのかな?。

これは、追跡したけど逃げられましたと言う「失態」を、「無かった事にしよう」という隠ぺい工作なのか?
それとも、「あたご」の隊員は、本当に鯨と潜水艦の見分けの付かない程、おお戯け者なのか?
あるいわ、政府は国籍不明の潜水艦の保有国「X」と、余程事を構えたくない程腰抜けなのか
はたまた、この事件の真相を、「国民に知らせたくない余程の理由」でもあるのか?。

まあどちらにしても、「情けない」話で、もし国民に隠したい「何か」があるのなら、そもそもそういう話が漏れてしまう事自体、情報管理がお粗末としか言いようが無い。
どちらにしても、ため息が出るばかりだ。
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