「相棒」もビックリ!、本当に有った検察の陰謀に作られる「有罪」! [雑感]

僕も大好きで良く見るTVドラマで、TV朝日系列の「相棒」という、刑事ドラマがある。
水谷豊主演の「杉下右京」刑事は、和製シャーロックホームズの異名を持ち、他の人が気が付かない些細な手がかりから、執拗に真相に迫り難事件を解決してしまう。
そして彼の真理を飽くなき求める姿勢は、警察組織や、ときに政府や官僚の巨大な陰謀でさえ、あらゆる圧力を受けながらもひるむことなく向き合い、最後には解決してしまうというストーリーも多い。

無論あくまで「ドラマ」の中の話で、こんな刑事は絶対にいるはずが無いのだが、ストリーに描かれている「陰謀」などは、あくまでフィクションと謳いながら、現実に起きた事件をモチーフにしていたり、あるいは世の中で真相はともかく、「本当はこんな事があるんだよね」とささやかれているような「世間の裏の事情」などがアレンジされていたりする。

しかし、今回の検察の検事による証拠品の改ざんは、いわんや「有りもしない罪をでっち上げて罪人を作り出した」事件は、本当にこんな事があったんだと驚くと同時に、検察に関してささやかれている一連の疑惑が、けして全て作り話ではなかったんだという点に、戦慄を覚えざるを得なかった。

国家権力や、一部の有力政治家が検察勢力と癒着して、敵対勢力や邪魔者を排除する為に、ありもしない罪をでっち上げて、有罪にしてしまうという「噂」は、良く聞く話で、ドラマなんかのネタにも確かになっている。
だが、あくまで「空想の産物」であるからこそ、ドラマを見て楽しめるのであって、こんなことが本当であるのなら、
それは「恐怖政治」であり、そんなことが本当に行われている国家は、人権や民主主義など紙くず同然という事に成る。
飽くなき領土と覇権に走り出した、身近な某経済大国や、世襲に拘る将軍様のいる国などは、まさしくそんな国家だが、残念ながら日本も人のことは言えなかったということなのだろうか?

この事件がどのような経緯を辿るのか、注目して行きたいが、サスペンスや推理小説に毒されておかしくなった僕の頭で考えた範囲では、逮捕された検事一人がスタンドプレーで行った「犯行」だと考える事がどうしても出来ないし、大変不自然としか言いようが無い。
もし、本当に被告一人の犯行という形に落ち着いたり、被告が自殺でも(これも陰謀モノの定番の結末だが)指定舞うようであれば、背後関係に巨大な勢力が有ると考えて間違いないだろう。
無論、絶対に事の真相が暴かれる事は無いのが、やはりこの手の話の悲しい結末である。

なにせ、現実の世界に「右京さん」は存在しないのだから・・・・・・。


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