防災上雨戸が無い家は危険!、見栄えがナンボのもんじゃい! [防災]

防災シリーズは関心が薄いのかヒット数が少ないが、かまわず続ける!
最近の家を見ると、それが「随分オシャレでかっこよく建てたネェ」と言う家ほど「雨戸」が無い。
そういった建て主に聞いてみたが「何で雨戸が必要なの?」と不思議そうな顔をされた。
僕にしてみれば、住宅の雨戸の必要性を理解しない人間の方がよっぽど不思議なのだが、しかたがないのかな?。
大体、日本の古来からの家屋に、何故「雨戸」があったのか良く考えて欲しい。
まあ、ガラス窓や、まして今のように性能の良い「アルミサッシ」なぞ無かった時代、所詮「紙」で出来た襖や障子に耐侯性が防犯性が有るはずも無く、木で出来た頑丈な雨戸を必要としていた。
なら、現代の高性能の住宅に雨戸は入らないのか?
そんなことは無い。
いかな優秀なサッシであっても、台風の強風による飛来物から守るだけの強度は無い。
最近流行の「ゲリラ豪雨」など強烈な竜巻やダウンバースト、雹などを伴うこともあり、ピンポン玉ほどの雹が、竜巻のパワーで横からぶつかれば、結果は自ずと判るだろう。
防犯の面でも、雨戸の有る無しは大きい。
結局外されてしまうかもしれないが、その手間と時間がかかるリスクを犯罪者が恐れてくれるのなら、十分防犯効果が高い。
そういった意味で、シャッターも含めて雨戸を自宅につけないというのが僕には理解出来ない。
値段が高いからとか、ましてや「かっこ悪いから」と言う話は言語道断で、見栄を張ってつまらない飾り出窓を100万近くかけてこれ見よがしに付けるのなら、その金で、雨戸と面格子、網入りガラスを入れるべきだ。
最近の「女尊男卑」の世相からか、住宅建築のイニシアチブを握っているのは、何故か一銭も払わない奥様であることが多く、どいつもこいつもお嬢様で、自分が「お姫様」であると勘違いしているのか、生活のプラットホームである自宅を、デズニーランドの城と勘違いして、まあそれは見栄えに拘り、生活感の無い「絢爛豪華」な家にするケースが多い。
その生活感のない、まるで絵本から飛び出したような家は、そこのお姫様の「虚栄心」を満足させる事は出来るかもしれないが、災害に襲われて、肝心なときに「生命と財産」を守ってくれるとは限らないぞ!。
世の男性諸氏に言いたい!
お姫様のご機嫌を取って、使い物にならない「お城」のために、小遣いも貰えず、お昼に冷たい握り飯を頬張り、渋茶を啜り、莫大なローンを払う為に生きて働いているわけではあるまい。
家を建てるときには、「生活の基盤である」という基本を忘れずに、奥様とけんかになっても、場合によっては離婚騒動がおきようが、「正論」として、自宅の「防災・防犯」のために、雨戸の装着を主張すべきだろう。
それが本当の「一家の大黒柱」としての責務ではないか。
奥さんや子供のご機嫌をとるだけが「オトウサン」の仕事ではないはずではないのか。
と、この話を本気にして、家庭争議が勃発しても、僕は責任はもてません(笑)。
ホント、無責任だなぁ。
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kyoco

今、私も天変地異に恐怖を感じています。
昔私の父は台風が来るたびに木造住宅の雨戸が飛ばないように上下2本づつ釘を使って固定していました。
そして地震が大きくなりそうだと大声で「みんな押し入れに入れ!」と誘導もしてくれました。
もう亡くなりましたがとても男らしかったと思います。
そんな父を見て育ちましたから私もご意見に賛成というより当たり前のことと思います。
今は自然災害の対応ができない人(知らない人)が多過ぎますね。
これからはもっともっと何ができるかを知ることが必要です。
頑張ってください。応援してます。
by kyoco (2011-04-27 18:01) 

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