不景気を助長させる、報道の無責任 [雑感]

本当に、何処に行っても、誰と話しても景気の悪い話しかない。
殊に、朝か起きてからよる寝るまで、TVを点けると、新聞や雑誌を見ると、良くもまあ不景気で、これからが心配だという話しかなく、「だからどうした」、とか、「だったらどうすれば良いのか」という建設的な話は欠片も無く、ますます滅入ってしまう。
と、こういう話を、引き売りの豆腐屋さんがしていて、「こんなに悪い悪いと騒ぐから、余計誰も物をかわねぇんだ!」と憤慨していた。
僕もまったくそうだと思う。

確かに不景気にはキチンとした原因があるが、かなりの割合で「気分」の問題もあるはずだ。
誰だって、これから先どうなるのか分からない「不安」が先行すれば、生活に必要なものは別として、例えば自動車や工学電気製品、不動産などに手を出すはずが無い。

それを、さも偉そうに、物知り顔で「これからどうなってしまうんでしょうか」などと、不景気を助長させるような報道しか出来ないマスコミには、心底腹がたつ!。
無責任極まり無い話だとは思いませんか?。

そのあたりを、もう少しデリケートに考えて報道できないものだろうか。
報道として、不景気の「真実」を伝える事は必要だが、「こうやって不況を克服して頑張りましょう」とか、「不必要に節約しないでお互いに助け合う為に、お金を使いましょう」などという話は出来ないのかな・。

とにかく「明日をも知れず」憂鬱な状態であるのに、その傷口に塩を塗るように「不安」を連呼するのは辞めて欲しいものだと思う。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。