バンキシャ!虚偽報道、日テレはこの事件の「真相報道」を! [雑感]

こんな事は、良くある話なんだろうなぁとは思う。
日テレの「真相報道バンキシャ!」と言う番組も、その他大勢の「報道バラエティ」と「同じ穴の狢」であり、まず「視聴率」ありきで、利益優先主義の民間放送局にあっては、如何に事件を「面白おかしく」装飾して、視聴者の関心を引く事に傾倒して言ったのだろう。

で、まんまとそのマスコミを利用しようとする「不逞の輩」の虚言に引っ掛かってしまったと言う訳だ。
その結果として、社長の辞任をはじめとする、内部人事の処分で、日本テレビは「世間に対するお詫び」は済んで、夕方のニュースで、関係の無いアナウンサーに、神妙な顔つきで謝らせれば、それですべてが済んで、知らん顔を出来ると思っているのなら、とんでもないことだ。

第一、「何故、バンキシャスタッフはこのようなでっち上げに引っ掛かり、見抜けず報道してしまったとのか」という、根本的な原因がまったく見えてこない。

事の根源の真相がわからなければ、「今後再発防止に全力を尽くします」などという、お決まりの逃げ口上も、何の説得力も持ちはしない。

かといって、第三者機関によって、他人によって報道姿勢の、システムの不備を指摘され、場合によってはそれにより報道活動に規制がかかるということは、ジャーナリズムの「報道の自由」の根幹に関わることだ。

ここは、日本テレビ自体が、これでもかと言うほど冷徹で、第三者的な見方から、内部の不備や過ちに対して、徹底的な原因解明を行い、120分枠の特別報道番組を編成して、徹底的に膿を曝け出すくらいの事をしなければ国民の信任を得られないと覚悟して欲しい!。

しかも、よく民間報道局が、自分の番組の批評や評論などを、それこそ誰も見ない日曜日の早朝や深夜など、大口スポンサーの付かない、「収益に関係の無い」時間にひっそりやっているが、いっそのこと、日曜日のゴールデンタイムで、自腹を切って、それこそ何億円もの損失を出したとしても、今回の事件の「真相報道」をキチッと報道するくらいの「不退転」の姿勢を、我々視聴者に見せるべきだろう!。

報道機関、マスコミの堕落は、その国の民主主義の堕落ともいえる。
報道機関が自ら厳しく襟を正さなければ、いくら現政権や与野党が念入りにマヌケでアホでも、それを批判する事は出来ない。
マスコミがしっかりして「使命」を存分に果たせてこそ、「ペンは力なり」で、国民の政治に対する「抑止力」と成りえるのだから、ここは性根を据えてもらって、日本テレビは「真の」再発防止に全力を尽くしてもらいたい。

まあ、ムリだろうな(苦笑)。

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ラジオネームFAM

はじめまして。
いつもマスコミの報道には懐疑的な目で見ています。
以前の日本テレビのアナウンサーが盗撮で起訴されかかった事件はご存じですか?その事件にしても、視聴率を操作していた件についても、視聴者に対するお詫びや真相究明を一切しようとしていませんね。
今回も社長が辞任することによって、一応の幕引きを図るつもりだろうが、視聴者をバカにするのもほどほどにして欲しいですね。
いざ、自分たちが糾弾の矢面に立ったら「報道・表現の自由を侵す気か?」、「国民の知る権利を我々が担っている」と言って、ごねますね。そういった態度、断じて許されません!
by ラジオネームFAM (2009-03-16 21:22) 

yutakarlson

■日テレ・久保社長が辞任、「バンキシャ!」誤報問題で引責-誤報どころではない内容
こんにちは。日テレの誤報問題とんでもないです。実際は誤報どころではありません。捏造といっていいくらい、巧妙に作られています。私のブログでは、放映された内容そのものを掲載しています。是非ご覧になってください。現代は、いろいろな目的や、理由によるマスコミなどによるまことしやかに作られた誤報・捏造などたくさんあります。私たちは、このようなものに惑わされてはいけないと思います。私のブログには、このような事例他にも豊富に取り上げています。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

by yutakarlson (2009-03-17 10:51) 

戦闘班長

FMAさん、yutakarlsonさん、コメントありがとうございました。

本当に、マスコミを頭から信じると、命が幾つあっても足らないと思えるほど、今のマスコミの内容は「危機的」なのかもしれません。

幸いと言うべきか、ネットの発達により、マスに分断された我々個人が情報を交換、共有出来るようになったいには大きいのでしょう。

しかし、ネットであっても、「ライブ」な「ナマモノ」だと思っていた情報が、実は巧妙に誰かに、誰か達によって、「調理済み」の情報であると言う事も多いようです。

情報の価値を高める為にはより多くの正確な「知識」が必要で、正しい知識と言う「調味料」で調理されて、初めて情報と言う「素材」が美味しい料理になるのだと、聞いた事が有ります。

そのためにはもっと多くの事を広範囲に学んでいかなければ成らないと、痛感している今日この頃です。




by 戦闘班長 (2009-03-17 19:26) 

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