ええ御身分やな、ANA労組諸君!、この御時世に国民の足を人質にストかい! [雑感]

どうも僕は労働組合というものと合わないらしい。
そもそも実家が商売をしていて、「経営者」感覚が強かったからなのだろうか。

また子供のときに、よく当時の「国鉄」がストをしていて、TVのニュースで労働側の代表と経営側の代表が討論をしていたが、子供の目で見て、どう考えても組合側の意見は「わがまま」にしか聞こえず、何でそんな事で、多くに人たちに迷惑を書ける権利が有るのかと怒りを感じていた。

いまもその基本的な部分は変わってはいない、むしろ「労働組合嫌い」からスタートして、労働問題や企業のあり方などを勉強してきたので、既存の「常識」に囚われないで問題を整理できたのかもしれない。

労働者にとって「スト権」は憲法によって保証された当然の権利であって、是なくしては「労働運動」は成立しない。
だから経営側の思惑に乗って、スト権を放棄して既得権益を得ている「連合」は「労使談合組織」だと言っているのだ。

だが、本当にストを実施するのなら、その理由に「労働者側の正当性」、「企業側の非道」「公共の福祉に準じた社会性」の三原則は絶対条件であると個人的には思っている。

まして、公共性のある企業が、多くの国民に迷惑をかけてでも「スト権」をこうしするのなら、国民万人が納得する、「これじゃぁしょうがないよネェ」、」「これなら納得する」という理由があってしかるべきでは無いのだろうか?

そうすると今でも景気良く楽しそうにストをしている「私鉄労組」や航空会社の労働組合が、国民の足を人質に取ってまで、ストをしなければ成らないほど、彼らの待遇は「不当に」劣悪なのだろうか?

特に航空機会社のパイロットなど、どの位の年収を貰っているというのだろうか?。僕が聞いた範囲の事で正確ではないが、およそ1000~3000万円の年収を貰っているそうだ。

で、「足らないからストします」だと!、オノレラ国民を愚弄するのもたいがいにせいや!。

たしかに生命の危険は存在する、多くの人命を預かってはいる、でもそういう立場で働いている人たちは、君達だけではないからね!。

もし、いまだに「パイロットは選ばれた優秀な人たちだ」という、特権階級意識から奢り高ぶってストを決行しようと言うのなら、問題外だ。

無論、立派な人格と「使命感で」自分の職務を黙々とこなす、尊敬すべきパイロットもいる事を知っているが、もし本当に多くのパイロットが、自分の仕事に誇りとプライドを持っているのなら、自分の価値=金というような卑しい思想には走らないで欲しいと思う。

僕は、世の中金がすべてだと言うような卑しい考えのパイロットが、操縦管ではなく、システムのキーボードをなぞって、シートにふんぞり返って自動で飛んでいるような飛行機に「命」を預けたくは無いと思っている。
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コメント 3

クハ11603

そりゃあねえ、パイロットの皆様はプロ野球選手並みの生存競争勝ち抜いてきたわけですから、押しも押されぬエリートですけどねえ…
しかも途中まで防衛大に通っていてスライドしてきた人間までいるんですからねえ。

われわれとは住む世界が別世界なんでしょうなあ…

何言ってもしょうがないとは思いますが腹は立ちますよ。

我々もストはできないけれど、アジ演説くらいはできるかなあ?
「我々はー!勤労者の叫びを代弁してー!ブルジョアジーの…」

うーん…今の会社内では無理だわこれは…

by クハ11603 (2009-03-19 23:54) 

戦闘班長

クハ11603 さん、コメントありがとうございました。

まあ、僕は自動車産業に居ますけど、企業単独のストは「自殺行為」ですからネェ。

だからこそ上部組織としての「自動車総連」であり、「金属労協」であり「連合」であって、「共闘」なんだと思いますが、現在の日本の場合、労働者同士が「団結」するほど問題意識を共有していませんし、まだ「そこまで」追いつめられてはいないともいえます。

ホント、これ以上追いつめられたくは無いですけどね(苦笑)
by 戦闘班長 (2009-03-21 20:21) 

****

スト=賃上げ要求ですか?ANAのストの特徴は賃上げ要求がないことです。会社側が要求を飲めば社員の給料は下がるでしょう。意味分かりますか? 今はギリギリの人数でやっていて 人為的なミスが実際に発生してます。これについて 人数を増やして労働時間を減らして欲しいという要求なんです。労働時間が減る=減給ですね。国民の足だからこそストして欲しいですね。飛行機は一度飛べば...社員が無理してミスを起こし事故に ってことだけは嫌です。世界中の航空業界 どこも組合が強いです。
by **** (2012-06-16 17:05) 

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