自転車のCMはヘルメットを被らせたら?イオングループ [雑感]

昔、自動車のCMで、シートベルトをしていないのは当たり前だったし、サンルーフから身を乗り出したり、車内ではしゃいだりと、それは危険な事を奨励するようなモノが当たり前に有った。

流石に法令で違反となってからは、一応ベルトはしているみたいだが、結局法令で違反でなければ、そのメーカーから安全を啓蒙するような事をするメーカーは無かった。

いま主流の「ミニバン」も、法令がどうであろうと、全座席に3点式(たすき掛けの有る)ベルトをする方が、安全に決まっており、法令がどうの項の言う以前にちゃんと標準装備すればいいのに、実はそういった車の方が少ないいのが実態だ。
腹がたつ事に、同じ車でも外国で売る時は、その国では法令化されているのでちゃんと装備されている。
ベルトがない事が危険だと外国で装備されているものが、日本では装備されないと言う理由は一つで、「収益」を上げるため、ユーザーが気にしない装備は、たとえ命に関わろうとも付けないでしらばっくれると言うのが日本のメーカーの基本姿勢なのだ。

それで「安全性を第一に考えています」とかホラを吹いているのだから、如何に日本のユーザーがコケにされているのかと言う事が分かろうモノだ。

こんな事は自動車のメーカだけの事ではない。

TVで通勤に使う軽快な自転車のCMをしていたが、スーツ姿で結構スピードを出して自転車に乗っているオニイチャンの頭にヘルメットなかった。
確かに自転車のヘルメット装着は規則がなく、道交法で違反ではないが、相応の速度で走る、またそれを売り物にしている商品で、安全性を蔑ろにしていると言うのはいかがなものだろう。

反対に、規則ではありませんがヘルメットを被りましょうとか、安くて安全でカッコのよいヘルメットを開発して、「ヘルメットをつける事がカッコイイ」とばかり、装着への啓蒙をするくらいの事を、「社会責任」として大企業ならすべきではないだろうか。
その企業は、自分が売った商品で、怪我をしたり、命を落としたりしても全然平気なのだろうか?、物さえ売れれば、儲かれば何でもいいのだろうか!。

以前このブログでも、大正製薬のCMで、ノーヘルでMTBを乗り回すのはけしからんと書いたが、結局何処の企業もその程度の認識しかないと言うのが日本の現状だとしたら本当に情けないね。

こういった事を、ユーザーは声を大にして、メーカーや社会に訴えていくべきだろう。
そして、あまりに酷い事をやる企業の場合、そこの商品を買わないことが最大の抵抗なのかもしれない。

と言う事で、通勤スポーツ自転車のCMで、ヘルメットを被らせないのなら、二度とお宅の店でモノは買わない事にするよ、「イオングループ」さん!。
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