マスコミは、自分の儲けのために、人に迷惑をかけてもいいのか? [雑感]

TVのニュースを見ていて、心底怒りがこみ上げた!

凶悪事件の指名手配中の犯人が捕まったというテロップが流れて、さあそれからは、各局の破廉恥な報道合戦が始まってしまった。

確かにニュースソースとしては、局から見ればたまらない「獲物」だったのだろう。

容疑者の移動する先で、カメラとマイクが容疑者を執拗に追いかける。
搬送する警官の業務の邪魔をして、空港で利用者の迷惑なぞ省みず群がる。

あまつさえ、フライト中の航空機の中で、アテンダントの指示を無視して通路に溢れて容疑者に群がり、周囲の乗客に迷惑をかける。
隣の乗客など、「迷惑だよ!」と怒っているのに、報道陣は何処吹く風だ。

マスコミ諸君!、君達は、君達の収益のため、視聴率を稼いでお金を貰う為には、如何なる迷惑をかけることが許される立場であると、誰が決めたんだい!。

お前らは何様のつもりなんだよ!、ふざけるんじゃねぇ!。

いいか、あの容疑者の報道が、本当に視聴者に伝えなければならないほどの「マスコミとしての責任」があるようなものなのかい!。

結局てめぇらの金儲けのために、どいつもこいつも砂糖に群がる蟻のように容疑者のケツを追っかけてただけなんだろう。

お前達が、マスコミとして、その存在意義をかけて報道しなければならないことは、他に山ほどあるんじゃないのかい。

メシを食う為に、飯の種が必要なことは判るんだけど、いまやそれだけだろ?
情けないと思わないのかい?。

各企業の宣伝関係者の方々に言っておきますけど、低俗な番組を提供するような企業は、同様に低俗とみなされて、そのうち糾弾される危険性がありますよ。


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 2

kanchi

総東スポ化していますねぇ。

ちょっとした大事件でも起こると、マスコミが大挙おしかけます。そうなると近隣はマスコミ関係者の迷惑駐車で大迷惑。場合によっては上空を複数のヘリコプターがホバリングして大迷惑に拍車をかけます。しかしながら警察庁や警察の記者クラブに出入りする大手マスコミは公式発表された内容に終始し、どのメディアでもほぼ同一内容。 もはや体制側と呉越同舟と言っても間違えではないと思います。 呉越同舟であるから、多少のルール無視や不法行為については体制側もあえて見て見ぬ振りなので、余計に頭に乗ったアタマの悪いと感じさせる取材方法を助長させているのではと感じます。

また、エコだエコだと騒いでいるが、大手マスコミの契約ハイヤーや社用車を見ると、待機中はずっとアイドリング。言っていることとやっていることが乖離していて説得力がない。これは大手企業や霞ヶ関の上級職連中にも言えることで、丸の内の東京商工会議所脇の東京會舘という黒塗りのショーファー付のクルマがよく集まるところでは無風の夏場はアイドリングの排ガスが臭くてたまらない。マスコミも含めて階層が上の人間にはエコは関係ないと言うことでしょう。

ある意味、テレビなどの大手マスコミに深くかかわり支配し、永年の政権与党の広報を担当してきた電通を解体しない限り、自浄作用も本来のマスコミのカタチに戻ることはないと考えています。電通のマスコミや自民党への浸透ぶりには異常さを感じ得ません。
by kanchi (2009-07-25 16:05) 

戦闘班長

東スポの「ブラックジョーク」はあれで面白いんですが、日本を代表するマスコミがこぞってあの様というのは、ジョークとしても笑えませんね。

大手新聞社は、事件取材や、記事の迅速な運搬の為、戦前から航空機の重要性を認識して(国策でも有った)、多くの予算を投じて、ひいては日本の民間航空事業の発展に大きく寄与してきたのですが、あんなことに使う為ではなかったはずです。

マスコミの重要な使命は「体制の監視」と「世論の喚起」だったはずで、体制におもねてしまっていては、報道管制で「大本営発表」を繰り返し、国民を欺くことに加担した戦前のマスコミと、もはや同じであると言わざるを得ません。
これは「大衆迎合」に終始する「朝日新聞グループ」とて同罪です。

確かに「一億総白雉化」が叫ばれて久しいですが、それが為政者により画策され、電通を代表するマスコミが担ってきていたんですね。
ここまで腐れた根っこが地下で複雑に絡まり、出来上がった社会が変わるのは並大抵のことではないのでしょうか。

民主党の「政権交代」も、出来上がった権力構造はそのままままに、名前と人間だけが入れ替わっただけ・・・・なんて事にならなければいいのですが。
by 戦闘班長 (2009-07-26 14:46) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。