誰が作った「悪者」朝青龍や国母君

最初に言っておきたいのだが、僕は彼らを庇うつもりも正当化させるつもりも毛頭無い！。
何がイヤだって、あの小生意気でふてぶてしい面が公共の電波に垂れ流しされている事がうっとおしい！。
日本は礼節を重んじる「武士道」が重んじられる国だと言う。
僕はこの「理念」は、日本の「個性」として重要であると思っているほうなのだが、現実にそうなっているかと言えば大変疑わしい。

「最近の若い者は」という、定番の枕詞は聞き飽きていて、実はそういって、体裁を取り繕いでいる、結構世間で立場のある「クソジジイ、クソババア」の方が、はるかに「厚顔無恥」で「礼節」もわきまえない破廉恥漢であったりすることが珍しくないと言うのが本当に情けない！。
してみると、今批判の矢面に立たされている彼らは、確かに自己責任としての至らない部分は有ったにせよ、そういった連中を生み出したのは、彼らの周りにいる大人たちではなかっただろうか？。

それこそ年端も行かない「少年少女」を、プロスポーツ選手として自分達の欲望の為に「喰い物」にしておいて、世間知らずで「力こそすべて」と純粋培養しておいて、都合が悪くなると「ケシカラン」とばかり批判して、追放までしてしまうと言うのは、無責任を通り越して「悪逆非道」としか言いようが無い！。

今の社会や若者はケシカランと、他人顔でこぶしを振り上げている、そう、其処の貴方！。
結構お年を召されて、社会的な立場もあるようにお見受けします。
この社会を、この日本を支えてきたのは事実でしょうが、ついでに此処まで堕落させて、荒廃させてしまった責任の一端が貴方にもあるのではないですか？。

おかげさまで、我々の世代に経済的、物質的な豊かさと共に、莫大な借金と、歪みきった社会や荒んだ世代まで相続させてくれようとしていただいて、感謝の言葉もありません！（笑）。

非常に困難で、お先真っ暗では有りますが、我々は後世の人々に、「あいつらが無責任だからこうなった！」とばかり指を指されて罵られないように、精一杯頑張っていきますので、せめてこれ以上、我々の成そうとする事に対して、これ以上足を引っ張ることの無いように、暖かく見守ってください！。

て、言うか「テメエラ、いい加減にしやがれ」！。
おっと、礼節に欠いてしまいましたかな（笑）。

タグ：朝小龍 国母 不祥事 若者文化 世代の責任

コメント 5

>今の社会や若者はケシカランと、他人顔でこぶしを振り上げている、そう、其処の貴方！。
結構お年を召されて、社会的な立場もあるようにお見受けします。
この社会を、この日本を支えてきたのは事実でしょうが、ついでに此処まで堕落させて、荒廃させてしまった責任の一端が貴方にもあるのではないですか？。


「責任」があるのは「昭和４０年代のオヤジ」であるブログ主さん世代にもあるということでよろしいのでしょうか？

朝青龍や国母を叩いているのは「クソジジイ、クソババア」世代よりむしろずっと若い層にも多く見られるのですから、ブログ主さんが書いているこのエントリ自体が「他人事」としか思えませんよ。

by abcd (2010-02-20 01:48) 

修正
×「他人事」
○「他人顔」
by abcd (2010-02-20 01:49) 

abcdさん、コメントありがとう御座います。

僕がぼやいいる、世間に対しての「難癖」に、期待通りの突っ込みを入れていただいてありがとう御座います。
腕が鳴りますねぇ（笑）。

まず、「責任」に関して言えば、当然昭和４０年代の「世代の責任」があると自覚しています。
だから、苦言を呈しているんですよ。
バブル直前に社会人になった我々世代は、比較的「自分達は美味しい思いをしておいて、言っている事が無責任」という評価を下の世代に頂いているようです。
あと、上の世代の「無責任」を容認して、結局「同じ穴の狢」になっている傾向が有るようですね。

まあ、自分達がやってきた事を正確に理解して、反省すると言う事は大変難しいんです。
誰だって、一生懸命やってきた事を批判されて、面白い人は居ませんからね。

といって、黙って居る訳にも行きませんよね。だから「ぼやいて」います。
あくまで僕の「独善」でですがね。

朝青竜や、国母君に関してですが、私が聞いている、見ている範囲においては、年齢層が高くなるほど、批判のトーンが強くなっているようですが？。

無論若年層でも批判している人はいるでしょうが、その比率に関しては客観的なデータに基づいた話では無いですので、「真偽」を問えるものではないですよね。

Ａｂｃｄさん、あなたの論調だと、正に僕が非難している連中に僕自身が含まれているのに、まるで「僕はそうじゃないよ」と知らん顔して批判していると言うように受け取りましたが、それで間違っていませんか？。

まあ、そう取られるのならそれでも一向に構いません。
なぜなら僕自身はそうでないと思っていますから（笑）。

あと、ご批判は結構なのですが、まずあなたがこの問題に関してどの様な意見を持っているかをきっちりご披露なさった上でやられてはいかがですか？。
討論は是非必要ですし、あなたの「世代」と、あなた自身の「意見」をちゃんと提示されるのがまず「フェア」であり、建設的だと思いますよ。

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待ってますよ！

by 戦闘班長 (2010-02-20 19:20) 

私の周囲では年齢層が低くなるほど批判的ですねぇ。　

たまに手伝う知人の会社でタイミング良く（？）アルバイトで学生を大人数雇ったので聞いてみたのですが、オン・オフのケジメがつけられないチャラ男と見る女子学生が圧倒的でした。

逆に年齢が高くなるほど寛容な意見が多く、この寛容さが生みはぐくんだ結果なのかと思いました。

裕福な生活をおくっている医師の家庭で育って、親の財力で医師になったものの、親の代から働いている婦長さんにクスリの処方から患者さんへのメンタルケアを頼らないと医師を続けられないダメダメ医師と今回の国母君とダブってきます。　ある意味において「好き勝手にさせてきた」大人の被害者なのでしょうね。これでレッテル貼られたわけで、今後このネガティブなイメージを引きずるでしょう。

朝青龍の場合は親方の指導方法に疑問を持つ方は少なくないでしょうね。けれどモンゴルに眠る地下資源目当てで協会に横やり入れてくる政治屋なんかの影響もあって煮え切らない甘い対応が続いた結果という見方もできるかもと感じます。

私の頃のように美味しい思いを経験せずに大人になっていく最近の多数の若者は私らの頃よりも真面目な者が大多数派だと感じます。

撮り鉄などの写真撮影や釣りなどにおいて、進入禁止エリアに立ち入っているのを見かけて注意すると、若者は「悪いこと」という認識があるのか悪言などを吐くこともありますが、概ね立ち去りますけど、いい歳の年輩者は概ね自分勝手な屁理屈吐きますね～　立ち去るどころかモノを投げつけてくることも少なくないです。

思い返せばもう少し若い頃に、同僚や部下達に倫理的なことを指摘すると、「法律には触れていない」、「ケーサツに捕まるわけではない」と言って煙たがられていた事を思い出します。　この世代が多くスタッフとしてかかわっていて、まして新興種目の競技の場合は組織そのものが若いですから、倫理観よりも結果が重要視された結果なのかもしれないと感じました。

国母君個人に責任押しつけるのでは解決にはなりませんよね。
by kanchi (2010-02-24 13:34) 

kanchiさんへ

ｋａｎｃｈｉさんの説明は説得力が有りますね。
国母君や、朝青龍問題の背景が「成る程」納得できます。

公衆道徳を守れない、若者に指導しない、責任を取らずに逃げ回る、口先だけで実力が無い、自分達の欲目の為に若者を食い物にする、自分の悪行を正当化する、何でも人のせいにして反省しないｅｔｃ・・・・・。
こんな大人しか周りに居なければ、子供や若者がマトモに育つわけはありませんね。

この流れに抗って、それなりの姿勢を貫こうとすると、結構シンドイものがありますし、奇麗事では済まないんでしょうけど、踏ん張る、踏ん張ろうとする人達も少なからず居ますから、頑張らなければと思います。
by 戦闘班長 (2010-02-27 21:16)