山菜漁りで他人の迷惑顧みず!、危険な山岳道路での路上駐車 [車]

雨が続いてうっとおしい!
週末の自転車乗りを、楽しみに日常を送っている僕にとっては、残念どころか不満が鬱積して爆発しそうになる。

しょうがないので、ガソリン代をケチって封印していた長距離ドライブに出かけた。
山間部のワインディングを、軽快に疾走していると、イライラも収まって爽快な気分になる。
もちろん他人の迷惑にならない範囲だが。

本来なら抜けるような青空でのドライブの方が爽快なのだが、単純に走ることを楽しむだけなら、今日のように天候不順の方が好ましい事がある。

それは、都心部から訪れて、所構わず路上駐車している、迷惑をはるかに通り越して、大変危険な車がほとんどいなくなるからだ。

よく観察すると、都心部の他県ナンバーで、結構高額な車、しかも年配者が多いことに気が付く。
あるものは絶景が見られる場所で、あるものは山菜を取るため、如何なる所にも平気で車を止めてくれる。
おそらく運転者は、自分が行った行為がどれだけ危険で、他人をも生命の危機に巻き込んでいるという想像力は皆無であろう。

事実、最近おそらく山岳部の国道に車を止めておいて、そこにトラックがぶつかって、跳ね飛ばされて鬼籍に入られた老夫婦の事故が報道されていた。

確かに前方不注意でぶつけた方のトラックが「加害者」として裁かれるのだが、「そんなところに」車を止めていなければこんな事故はおきなかったはずだ。

これがカーブが続く九十九折れの山岳道路だと、カーブの先が見えない(ウィンドィウコーナー)所など、カーブを抜けたとたん車が堂々と駐車していて冷や汗をかいた事など、一度や二度ではない。

世の中には、「自動車」というものを、「ドアtoドア」の魔法の絨毯と勘違いしている人が多すぎやしまいか?。
ショッピングモールやスーパーの駐車場なんかも、何が何でも入り口の近くに停めなければ気がすまない人はおおく、中には堂々と入り口の前に「不法駐車」してシレッとしている馬鹿者も多い。

これは、身障者用の駐車場に、平気で駐車してしまう連中も同じ事で、あくまで健常者での話だが、たかが100mくらい歩いたところで知れたもので、反対にそんな距離も歩けない、歩く気も無いというのは、横着を通り越して「不埒物」と断言したい。

山岳道路に限らず「不法路上駐車」に、如何なる正当な理由もあるはずが無く、他人に迷惑をかける、あまつさえ生命の危険を与えるというのなら、問答無用で排除するべきではないだろうか。

自動車の利便性を教授する「権利」を振りかざすのなら、その事で「公序良俗」に反さないように努力する「義務」が生じるのは当然で、義務の履行なき権利の主張は認められるものではない。

先に、結構裕福なお年寄りが、迷惑な路上駐車をしていることが多いと言ったが、こんな「当たり前」のことも判らない様では、あまり有意義なお年の召され方をしなかったのでは?とも勘ぐりたくもなる。

「人の振り見て我が振り直せ」とはよく言ったもので、僕は若年者に後ろ指を刺されないような「筋の通った」年寄りになりたいですな。

「うるさい爺だ!」と、煙たがれるのは必至だが。






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コメント 2

kanchi

年輩者の山菜狩りというと、個人所有の山へ勝手に分け入って勝手に飲み食いしてゴミを捨てて帰っていく人も最近多いと聞きます。

こういったモラルの低下した年輩者にあやまかされて育った孫はどう育つのであろうか。。。
by kanchi (2009-06-01 02:50) 

戦闘班長

自分達のモラルが低い上に、次世代の「躾」を放置してしまった事は、取り返しがつかない歪を生んでしまった・・・・・とは言い過ぎでしょうか?。
by 戦闘班長 (2009-06-05 15:34) 

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